チームの目標を「結果」と「行動」に分ける。指導者と保護者のためのマネジメント入門

多くのチームが「優勝」「県大会出場」といった目標を掲げます。目標があることは大切ですが、結果の目標だけだと、負けが続いたときに何をすればいいか分からなくなり、選手や保護者の気持ちがばらばらになることがあります。
目標は2種類に分けて立てる
| 種類 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 結果の目標 | 県大会出場、リーグ3位以内 | 方向を示す。相手や運にも左右される |
| 行動の目標 | 全員が毎試合1回はシュートを打つ、練習前の準備を5分前に終える | 自分たちで100%コントロールできる |
結果の目標で「どこへ向かうか」を決め、行動の目標で「毎日何をするか」を決めます。
行動の目標の立て方
- 結果の目標に近づくために、足りないことを選手と一緒に挙げる
- その中から、毎回の練習や試合で確かめられることを2〜3個選ぶ
- 試合のあとに、できたかどうかを短く振り返る
保護者と共有すると、チームがまとまる
行動の目標を保護者にも伝えておくと、試合の日の声かけが「勝った・負けた」から「今日はシュートを打てた?」に変わります。チームと家庭で同じものを見ることが、保護者トラブルを防ぐいちばんの近道です。
保護者との関わり方は、指導者・保護者同士とのつきあい方も参考にしてください。
他のスポーツや組織にも通じる考え方
結果と行動を分けて考える方法は、スポーツに限らず、学校や会社の組織づくりでも使われています。子どもにとっても、自分でコントロールできることに集中する経験は、サッカー以外の場面で役立つ力になります。
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