第50回全日本U-12選手権が開幕、保護者が知りたい大会の仕組み

小学生年代の日本一を決める「JFA 第50回全日本U-12サッカー選手権大会」の都道府県大会が、10月から全国各地で始まっています。全国大会は12月26日(土)〜29日(火)に鹿児島市で行われ、都道府県代表など48チームが出場します。50回目の節目に日本サッカー協会(JFA)が掲げたメッセージは「試合終了の笛が鳴っても、子どもたちの成長は終わらない。」。結果だけでなく、大会を通じた学びを大切にしたいシーズンです。
大会の基本情報
JFAの発表によると、この大会は1977年に「全日本少年サッカー大会」として始まり、今年で50回目を迎えます。都道府県大会には全国で約7,900チームが参加します。降雪地域の一部は9月から始まっており、多くの地域では10月〜11月に行われます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全国大会の日程 | 2026年12月26日(土)〜29日(火) |
| 開催地 | 鹿児島県鹿児島市 |
| 出場チーム | 都道府県代表47チーム+前年度優勝枠1チーム=48チーム |
| 組み合わせ発表 | 11月26日(木)予定 |
| 試合形式 | 8人制 |
前年度優勝枠は、第49回大会で優勝した佐賀県に与えられています。
全国大会の日程と会場
全国大会の日程は次のとおりです(すべて鹿児島市)。
- 12月25日(金):開会式(宝山ホール)
- 12月26日(土):1次ラウンド第1・2戦
- 12月27日(日):1次ラウンド第3戦、ラウンド16
- 12月28日(月):準々決勝、準決勝
- 12月29日(火):決勝(白波スタジアム)
1次ラウンドとラウンド16はフレッシュ青果スポーツランドと鹿児島県立サッカー・ラグビー場、準々決勝は鹿児島県立鴨池補助競技場、準決勝と決勝は白波スタジアムで行われます。決勝まで勝ち進むと年末の4日間で7試合を戦う、選手にとっても家族にとっても濃い日程です。
全国大会の主なルール
全国大会の要項をまとめたジュニアサッカーNEWSの記事では、主なルールが次のように紹介されています。
- 試合時間は40分(前後半各20分)、ハーフタイムは原則10分
- 1次ラウンドは4チーム×12グループのリーグ戦で、引き分けあり
- ラウンド16と準々決勝は同点ならPK戦、準決勝と決勝は延長10分(前後半各5分)のあとPK戦
- 第3位決定戦はなし
- 参加チームはU-12リーグに所属していることが条件
なお、都道府県大会の試合時間や交代のルールは地域によって異なります。お子さんのチームが出場する大会の要項は、所属チームや各都道府県サッカー協会の案内で確認してください。
50回目の「ステートメント」に込められたこと
JFAは第50回を記念して「U-12選手権ステートメント」を策定しました。キーメッセージは「試合終了の笛が鳴っても、子どもたちの成長は終わらない。」で、次の4つの柱が示されています。
- 安心・安全な環境を守る
- 子どもの成長を最優先に
- 地域とともに育てる
- 勝利だけでなく学びを大切に
あわせてJFAは、U-12年代での8人制の導入や、全都道府県でのU-12リーグの実施など、子どもたちが日常的に試合を経験できる環境づくりにも触れています。トーナメントの一発勝負だけでなく、リーグ戦で毎週のように試合を重ねる中で成長していく、という考え方です。
保護者ができる応援のかたち
ステートメントの4つの柱は、保護者の応援のしかたを考えるヒントにもなります。
- 安心・安全:会場までの移動や駐車のルール、寒さ対策など、運営の案内を守ることが子どもたちの環境を守ることにつながります。
- 成長を最優先に:勝った・負けたの前に「どんなプレーが楽しかった?」と聞いてみると、子ども自身が試合を振り返るきっかけになります。
- 地域とともに:相手チームや審判、運営スタッフにも拍手を送る姿は、子どもたちにとって何よりのお手本です。
- 学びを大切に:負けた試合のあとは、すぐに反省会をするより、まずはがんばりを受け止めてあげましょう。悔しさを言葉にするのは、少し時間がたってからでも遅くありません。
6年生にとっては、小学生年代の最後の大きな大会になる子も多いはずです。全国大会を目指すチームも、その一歩手前で悔しい思いをするチームもあります。どの結果になっても「笛が鳴ったあとも成長は続く」という視点で、子どもたちの挑戦を見守っていきたいですね。
この記事は2026-10-24時点の情報をもとにしています。制度や日程は変わることがあるので、最新の情報は出典元でご確認ください。
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