身長を伸ばすために親ができる4つのこと

身長は遺伝の影響が大きく、食べ物やサプリで「伸ばす」ことはできません。親ができるのは、持って生まれた伸びしろを削らないことです。そのために大切なのが、睡眠、十分なエネルギー、骨の材料、そして体を休ませる時間の4つです。
1. 睡眠時間を確保する
厚生労働省の睡眠ガイドでは、小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間の睡眠が推奨されています。ナイター練習や塾で遅くなる日ほど、夕食と入浴を早く済ませ、寝る前の画面時間を減らす工夫が効きます。
- 朝は決まった時間に起きて、太陽の光を浴びる
- 朝食をしっかり食べる
- 夜ふかしの原因(動画・ゲーム)は寝室に持ち込まない
2. エネルギー不足にしない
サッカーをする子は、練習で使う分も食べなければ、成長に回るエネルギーが足りなくなります。体重が増えない、疲れが抜けない、という時はまず「量」を疑ってください。
| 年齢 | 男子(ふつうの活動量) | 女子(ふつうの活動量) |
|---|---|---|
| 10〜11歳 | 2,250kcal | 2,100kcal |
| 12〜14歳 | 2,600kcal | 2,400kcal |
| 15〜17歳 | 2,850kcal | 2,300kcal |
毎日練習する選手は、この数字より多く必要になることがあります。
3. 骨の材料をそろえる
骨をつくるカルシウムの推奨量は、12〜14歳の男子で1日1,000mg、女子で800mgと、人生で最も多い時期です。牛乳・ヨーグルト・チーズ、小魚、大豆製品、青菜を組み合わせて、毎食少しずつとるのが現実的です。牛乳だけで身長が伸びるわけではなく、エネルギーとたんぱく質がそろってこそ材料として使われます。
4. やってはいけないこと
- 体重を絞らせる:成長期の減量や食事制限は、身長の伸びを妨げるおそれがあります
- 休みなく練習させる:オーバーワークは成長期のけがの原因にもなります。週に1日は完全な休みを
- 根拠のない商品に頼る:「飲むだけで背が伸びる」とうたう商品は、根拠を確認してから判断を
心配なときは小児科へ
身長の伸びが急に止まった、同年代と比べて極端に低い、という場合は、成長曲線をつけて小児科で相談してください。母子手帳や学校の健診記録が役に立ちます。
この記事は公的機関の資料などをもとに編集部が作成した一般的な情報です。お子さんの体や成長について心配なことがある場合は、医師や管理栄養士にご相談ください。
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